美容整形の基礎知識

一方、切開法という方法もあります。これははまぶたの二重になる部分を切開し、皮膚筋肉や脂肪の一部を切り取って縫い合わせるものですよね。さらに、二重のラインすべてを切開する「全切開」と、目頭と目尻を除いた部分を切開する「部分切開」とがあります。局所麻酔をかけますが、入院の必要はありません。切開法のメリットは、ハッキリとした二重ができることです。また、二重が消えることもありません。ただし、腫れがひく時問は埋没法に比べれば長くなります。小切開法は埋没法と切開法のデメリットを解消する目的で開発されたものです。いわば埋没法と切開法との中間に位置するものといえます。小切開法は、局所麻酔をかけ切開する長さを５〜７ミリと短くし、そこから眼輪筋、脂肪を切除し、皮膚を瞼板に縫いつけます。入院の必要はなく、腫れがひく時間は埋没法と切開法の中間ですね。メリットとしては、埋没法よりもキレイな二重になること、目がスッキリすること、傷跡が短いことなどが挙げられます。